イタリアの新酒「ノヴェッロ」とは?どんな意味で解禁日はいつなの?

Good Wine 編集部Good Wine 編集部

2019.09.25 公開 | 2019.09.25 更新

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今回はイタリアの新酒「ヴィーノ・ノヴェッロ」について詳しく紹介します。

ボージョレー・ヌーヴォーよりも味のバリエーションが豊かで安く手に入りやすいので、次の秋はイタリアのノヴェッロで乾杯してみてはいかがでしょうか?

ノヴェッロとは、秋に収穫されたブドウを使って造られたフレッシュなワインのことを指します。

正しくは「ヴィーノ・ノヴェッロ」ですが、ワインという意味の「ヴィーノ」という単語を略して「ノヴェッロ」と呼ぶことが多いです。

ボージョレー・ヌーヴォーの「ヌーヴォー」に当たる単語が「ノヴェッロ」であり、イタリア語の「ノヴェッロ」とは「新しい」を意味します。

ノヴェッロとボージョレー・ヌーヴォーの違い

  • ボージョレー・ヌーヴォーはフランス生まれ
  • ノヴェッロはイタリア生まれ

このような基本的な違いはもちろんのこと、その他にも大きな違いがいくつかあるのでチェックしてみましょう。

解禁日

ボージョレー・ヌーヴォーの解禁日は毎年11月の第3木曜日であるのに対し、ノヴェッロの解禁日は毎年10月30日と決められています。

ノヴェッロはボージョレー・ヌーヴォーより2週間以上も解禁日が早いため、いち早く今年の新酒を楽しめるのが特徴です。

生産される地域

ノヴェッロはイタリア全土で造られるため、味のバリエーションがとても豊かです。

フランスのボージョレー地区で育てたガメイのみを使って造られたワインだけが「ボージョレー・ヌーヴォー」を名乗ることができるのに対し、ノヴェッロはイタリアの全20州、60種以上にも及ぶブドウ品種を使って造られます。

土地が変わればブドウの味わいも変わるため、同じノヴェッロと名のついたワインでも全く異なる味わいを楽しめるのが特徴です。

種類

ボージョレー・ヌーヴォーはガメイ100%の赤ワインのみですが、ノヴェッロは赤ワインや白ワイン、ロゼワインなど種類が豊富です。

ノヴェッロもボージョレー・ヌーヴォーと同じく赤ワインが有名ですが、好みや飲むシーンに合わせて選び分けることもできますね。

価格

ノヴェッロはボージョレー・ヌーヴォーより安く、1,000円台から買えるものもたくさんあります。

ボージョレー・ヌーヴォーは関税や空輸代、業者の仲介料といった最低限のコストに加え、バブル期にブランディングが成功して人気になったという背景があるため、安くて2,000円、高いものだと4,000円以上するものも。

本国フランスでは500~900円くらいで買えるので、日本で売られているボージョレー・ヌーヴォーがいかに高いかが分かるでしょう。

一方、イタリアのノヴェッロはボージョレー・ヌーヴォーほど知名度が高くないので、日本では1,500~3,000円ほどで購入できます。

日本で買えるおすすめのノヴェッロ

日本に輸入されるワインの数はイタリアワインよりもフランスワインの方が圧倒的に多いので、店頭でノヴェッロを見つけるのは難しいです。

しかし、通販を使えば簡単にイタリアのノヴェッロを手に入れられるので、おすすめのワインを紹介しておきます。

プーリア州 コンティ・ゼッカ ノヴェッロ 赤

  • コンティ・ゼッカ ヴィーノ・ノヴェッロ 2018

ネグロ・アマーロやマルヴァジア・ネーラを主体に、南イタリアのプーリア州で造られるノヴェッロです。

どちらの品種も南イタリアの土着品種で濃いルビー色をしており、フルーティーさと程よいボディ感があります。

アブルッツォ州 ファルネーゼ ヴィーノ・ノヴェッロ 赤

  • ファルネーゼ ヴィーノ・ノヴェッロ 2018

イタリアワイン好きならご存知の人もいるかもしれませんが、ファルネーゼはイタリアの人気ワイン醸造家のひとりです。

モンテプルチアーノやサンジョヴェーゼを主体に造られており、酸味とボディ感のバランスが取れていて飲みやすく、フレッシュさとクリアな味わいを楽しめます。

マルケ州 ガロフォリ ヴィーノ・ノヴェッロ 白

  • ガロフォリ ヴィーノ・ノヴェッロ 白 2018

イタリアのノヴェッロならではの「白ワイン」の新酒です。

イタリアの代表的な土着品種であるヴェルディッキオとトレッビアーノを主体として造られ、ミネラルや塩味っぽさがありながら爽やかなフルーティーさで飲みやすく仕上がっています。

まとめ

ワインの新酒といえばボージョレー・ヌーヴォーだけに注目が集まりがちですが、ほかにもいくつか注目したい新酒があるので、別記事をチェックしてみてください。

イタリアのノヴェッロはボージョレー・ヌーヴォーよりも安価で味のバリエーションが豊かなのが特徴なので、州やブドウ品種ごとに飲み比べをしてみるのも面白そうですね。

次の秋にはイタリアのノヴェッロを試してみてくださいね。

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2019.10.18 更新

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