モントレー・カウンティのワインの特徴、当たり年やおすすめワインまとめ

Good Wine 編集部Good Wine 編集部

2019.04.25 公開 | 2019.04.25 更新

アメリカのカルフォルニア、セントラル・コーストにも複数の地域があります。

今回はそのなかから、「モントレー・カウンティなどの地域」について取り上げます。

モントレー・カウンティなどの地域のワインについて

モントレー・カウンティは、地域別で分けられるとき、「サン・ベニート・カウンティ」と一緒に並んで取り上げられることがあります。

この2つは、共に、サンタ・クルーズ・マウンテンの南部にある地域であり、かつ隣り合っています。

そのため、正確に記するのであれば「モントレー・カウンティ―サン・ベニート・カウンティ」などのようになりますが、ここでは「モントレー・カウンティなど」とまとめて記すことにします。

美しいビーチなどを持つモントレー・カウンティ、そしてエル・カミノ・レアル(エル・カミノ・レアールともと呼ばれる有名な国道を持つサン・ベニート・カウンティは、シャルドネやピノ・ノワールの名産地として知られています。

生産されているブドウ品種

モントレー・カウンティでは、ピノ・ノワールやシラーといった赤ワイン用のブドウを栽培しています。

ピノ・ノワールなどは北部の名産ブドウですが、南部ではカベルネ・ソーヴィニヨンがよく育ちます。

もっとも、このようなブドウは、モントレー・カウンティなどの中心的なブドウとはいえません。

モントレー・カウンティなどでは、シャルドネが非常によく育てられています。モントレー・カウンティの場合、栽培面積の実に40パーセント以上が、シャルドネの栽培畑なのです。

ちなみに、まとめて語られることもありますが、サン・ベニート・カウンティの方でも、シャルドネとピノ・ノワールが有名です。

モントレー・カウンティなどの地域のテロワールについて

モントレー・カウンティなどは、とても涼しい地域です。太平洋からやってくる風が冷涼な気候をもたらしており、霧の影響も受けます。

また、非常に乾燥した土地であり、ブドウの熟成に要する期間は、同地域(カルフォルニア)よりも15日ほど多くなります。

全体的に涼しい気候であるのがモントレー・カウンティなどの特徴ですが、一部の地域では比較的温暖な気候状況を呈すこともあります。

今回はまとめてお話ししているサン・ベニート・カウンティでは、石灰岩石などを中心とした土地をしています。標高が高いところでも、よくブドウが栽培されています。

モントレー・カウンティ内の主な産地

モントレー・カウンティなどを語るうえで、取り上げたいのが「サン・ベルナーベ.A.V.A」です。

このサン・ベルナーベ.A.V.Aが有名なのは、ここに、世界一の面積を誇る単一畑が存在するからです。その畑の名前は、「サン・バナーベ・ヴィンヤード」といいます。

それ以外にも、上記で取り上げた「標高の高いところ」で作り上げた上質なワインを供給する土地である「マウント・ハーラン.A.V.A」などは、モントレー・カウンティなどのなかの有名な産地として取り上げられることがあります。

モントレー・カウンティワインの生産量

非常によくシャルドネを育てているのが、モントレー・カウンティの特徴です。全体の41パーセントを、シャルドネが占めています。

栽培面積も非常に広く、セントラル・コーストA.V.Aにある6カウンティの栽培面積の2倍以上の面積を使ってシャルドネが育てられています。

ブドウの栽培面積自体も広く、カルフォルニアワインの供給に影響を与えています。

モントレー・カウンティとサン・ベニート・カウンティ、2つのカウンティのワイン生産量の合計は、カルフォルニアワイン全体の実に8.4パーセントにも上るため、モントレー・カウンティなどを除いてカルフォルニアワインを語ることは少し難しいかもしれません。

モントレー・カウンティの歴史

モントレー・カウンティのブドウ畑の歴史は、実に200年ほど前にさかのぼります。

サン・ベニートにある「エル・カミノ・レアル」は歴史上でも重要な道路ではあります。

フランシスコ会の修道士によって開かれたといわれていますが、1850年代以降はヨーロッパから移住してきた人々が活発にブドウを作り始めたことが現在のモントレー・カウンティなどの基礎となっていると考えられています。

モントレー・カウンティ地方などで特に有名なワイン

モントレー・カウンティなどで生産されているワインを紹介します。

ハーン・エステイツ カベルネ・ソーヴィニヨン

名前こそ「カベルネ・ソーヴィニヨン」ですが、実際にはメルローやプティ・シラー、マルベックも使われています。

オークダルを使っている聖歌、ウッディさがあり、いぶしたような分厚い香りが感じられ、立体感のある香りに仕上がっています。

炭のような香りも持つため、どこか懐かしい、教習を覚えるような香りであると表現する人もいます。冷やし過ぎると香りが味わいにくくなるので、適温(17度程度)をしっかり守ってあげたいワインです。

飲みにくさはあまりなく、しっかりとしたタンニンを感じられるのにバランスが良いワインであるともいえます。

意外なほどにライトな肉料理と相性がよく、ソーセージやハムと好印象です。

フランシス・コッポラ・ソフィ(ロゼ)

多くの人が知る、あの映画界の名匠フランシス・フォード・コッポラ氏がオーナーを務めているワイナリーで作られているワインです。

愛する娘の結婚を祝うためにつくられたとされているワインであり、女性らしい美しいピンク色、愛らしいボトルデザインも特徴です。

エレガントなその見た目は、自家消費だけでなく、プゼレントとしても最適です。

まとめ

モントレー・カウンティなどは、カルフォルニアワインのうちの8.4パーセント程度の生産量を誇る地域です。

そのため、この地域のワインは、日本でも簡単に手に入れられます。

白ワインもあれば赤ワインもあり、美しいロゼワインも販売されており、選ぶ人に「ショッピングの楽しみ」をも与えてくれる地域だといえるでしょう。

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2019.08.23 更新

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