【完全版】ワインと料理のマリアージュ表、相性の基本まとめ

Good Wine 編集部Good Wine 編集部

2019.08.27 公開 | 2019.08.27 更新

ワインと料理

ワインと食事の相性について考えると、さまざまな選択肢があるため迷ってしまう人が多いと思います。

今回はワインと料理のマリアージュで悩んでいる人向けに、考え方のポイントについてまとまるので、参考にしてもらえばと思います。

最初にわかりやすくワインの種類別におすすめ食材を表にしたので、チェックしてみてください!

ワインと料理のマリアージュ相性表

ワインの種類 代表的な品種 合う食材
赤ワイン
(フルボディ)
カベルネ・ソーヴィニヨン 牛肉 ステーキ、仔羊肉、豚肉など脂身の多い部位のステーキやロースト
メルロー 牛肉の煮込み類、豚肉、鶏肉、うなぎ蒲焼
マルベック ハンバーグ、すき焼き、ローストビーフ、煮込み
アリアニコ ラグーソースパスタ、メランツァーネ、プッタネスカ
赤ワイン
(ミディアムボディ)
ピノ・ノワール 鴨肉、鶏肉
シラー 鹿肉、鴨肉といったジビエ
グルナッシュ 豚の角煮、仔羊
ジンファンデル チョリソー、生姜焼き、バーベキュー
テンプラニーリョ スペイン料理、バーベキュー
ネッビオーロ イタリア料理、仔羊、
モンテプルチャーノ 仔羊、キッタラ、トリッパ
赤ワイン
(ライトボディ)
サンジョベーゼ リボリータ、ミネストローネ、肉じゃが
カベルネ・フラン トンカツ、うなぎ、照り焼きチキン
ガメイ 豚肉や鶏肉の軽い料理。ハムやソーセージもオススメ
バルベラ ラビオリ、カルパッチョ、仔羊のカツレツ、ジビエのロースト、煮込み
マスカット・ベーリーA 鶏肉、脂の乗った白身魚、タレの焼き鳥など
白ワイン(甘口) リースリング デザート、フォアグラ、カレー料理、スパイス・ハーブなどを使ったオリエンタル料理、甘酢漬け、海老、天ぷら、ブルーチーズ
シュナン・ブラン
セミヨン
ゲヴェルツトラミネール
ピノ・グリ
ミュスカ
甲州
フルミント
ヴィダル
白ワイン(辛口) シャルドネ クリームソース、クリーム煮、リゾット、豚肉、鶏肉、舌平目など、ボディによって様々な食材を楽しめる
ソーヴィニョン・ブラン サーモン、サラダ、ラタトゥイユ、豚しゃぶ、アスパラガス、中華料理
リースリング 白身魚、豚肉、肉じゃが、シュークルート、ソーセージ
シュナン・ブラン クリームパスタ、アスパラガス、前菜からメインの手前まで楽しめる
ゲヴェルツトラミネール 餃子、タルトフランベ、エスニック風味の料理
ヴィオニエ 海老、甲殻類、アメリケーヌ・ソース、ビスク
ピノ・グリ 豚肉、鶏肉、クリームソース系、パスタ、リゾット
ミュスカデ 和食、牡蠣、サラダなどシンプルな味付けの前菜と相性がいい
甲州 和食、寿司、漬物、おでん、イカ、タコ、貝類
アルバリーニョ 海老、カニ、イカ、タコといった魚介全般
ガルガーネガ 干し鱈、ポレンタ、アスパラガス、豆類

料理、おつまみとのマリアージュのポイント

料理やおつまみにワインを合わせる時は、4つのことを前提に考えます。まずは、料理やおつまみの色。次に、味わいの似ているもの、もしくは反対のもの。

そして、料理の重さ。最後が、料理の産地を考えるということです。

色を合わせる

料理の色、というのは食材だけが全てではありません。例えば、鶏肉のように白身系のお肉は、白ワインと相性がいいとされます。

ですが、鶏肉をサラダにするのなら、白ワイン。それも爽やかな辛口。

鶏肉をクリーム煮にするなら、ボディのしっかりとした樽熟成の白。鶏肉のトマトパスタであればロゼ。

鶏肉の赤ワイン煮込みなら、赤ワインとそれぞれの料理によって変わっていきます。

なので、メインとなる食材の色を最重要視しながら、料理全体の色合いを見ることが大切になります。

味わいを合わせる

例えばレモンをしぼったサンマの塩焼きを食べるときに飲みたいのは、サンセールの白のような爽やかなワインです。

つまり、サラダなどの爽やかな要素のある料理には爽やかな味わいの白ワインを。

スパイスやハーブを使っている料理には、スパイスやハーブのニュアンスがあるワインを。

スイーツのような甘いものには、甘口ワインを合わせてみましょう。反対に、からい料理には辛口のワインではなく半甘口のワインを。

ブルーチーズのように塩っ気の強いものには甘口のワインを合わせてあげることで、お互いを引き立ててくれることがあります。

味わいの反対を狙うときは、少し注意しながら合わせてみましょう。

重さや格を合わせる

前菜のように味わいとして軽やかなものとメインディッシュのようなしっかりとした味わいの料理に合わせたいワインが違うように、料理の重さとワインの重さはなるべく同じにしてあげるようにしましょう。

前菜にフルボディの赤ワインを合わせると、ワインが強すぎてしまい料理の味を失ってしまいます。

反対に、煮込み料理にミュスカデのような軽やかなワインを合わせてしまうと、ワインの味わいを失ってしまいます。

そのため、料理とワインの重さはなるべく同じになるようにします。それと同様に、料理とワインの格も大切です。

家庭でカジュアルに楽しむ食事に何十万円もするワインを合わせたとしても、せっかくのワインも料理もなんだか味気ないものになってしまいます。

反対に数万円のコースを頼んだフランス料理店で、ワインは3,000円というのも味気ないです。

そのため、ワインと料理の格(価格)を合わせるということも意識したいところです。

産地を合わせる

古くからワインが生産されているヨーロッパ諸国やコーカサス地方では、ワインとともに食文化が育ってきた歴史があります。

生活の中に深く根ざしているワインは、その産地に合う味わいになっています。同時に料理や食文化も、産地に合うようになっています。

例えば、イタリアの北部と南部を見ると、北部では生麺のパスタを、南部では乾麺のパスタを使っています。

気候や風土によって、南部では生麺を保存できなかったからですね。

このように、それぞれの産地で長い年月をかけて作り上げられた食とワインの文化はそうそう覆せないものです。

なので、郷土の料理には郷土のワインを。

まとめ

ワインが作られるようになって、5000年以上が経った今でも、マリアージュやペアリング論争というのは無くなっていません。

それだけ奥が深く、また個人の趣味嗜好が反映されてしまう分野でもあるからです。今回紹介した相対表を参考に、料理とワインをマリアージュさせてみてください。

ときには、冒険することも面白いです。

そうしているうちに、自分の中のマリアージュリストが出来上がっていき、自身の感覚でワインと料理を選んでいくことができると思います。

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