ワインをしっかり味わってみよう!テイスティング初級編

Good Wine 編集部by Good Wine 編集部

2018.07.30 公開 | 2018.07.30 更新

テイスティングと聞くと、プロのソムリエが行う難しいものというイメージを抱かれる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

簡単なルールさえ知ってしまえば、誰でもテイスティングができるようになります!

そのルールとは、ワインの「色」、「香り」、「味わい」の3つを、順番にチェックをすることです。

今回は初心者でもわかりやすい白ワインを例に解説するので、ぜひ一度試してみて下さい。

ワインの色を見る

まずは、白ワインの色を見てみましょう。

白ワインとひとくちに言っても、緑がかったものや黄っぽいものなど、外観の色はそれぞれ異なりますよね。

実は、ワインの色の違いには理由があります。

しかも、その理由を探るための2つのポイントから、ワインの色を見るだけで味わいのタイプまで分かるようになります!

基本の色調

1つめのポイントは「基本の色調」で、ワインを構成する基本となる色のことを指します。

白ワインの場合は、「緑」と「黄」のどちらかへ大別されます。

「緑」は日照量が少ない、平均気温が低く涼しい気候で育ったブドウが持つ特徴です。

一方、「黄」は日照量が多い、平均気温が高く温暖な気候で育ったことが分かります。

濃淡

2つめのポイントは「濃淡」で、ワインの色調の濃さを指します。

冷涼な産地で収穫されたブドウは「淡」く、温暖な産地では「濃」くなります。

これらを組み合わせて考えると、「緑」ががった「淡」い白ワインは、冷涼地特有の酸味が多くドライな味わい、ということが容易に分かります。

ワインの香りの系統(タイプ)を知る

次は、ワインの香りを嗅いでみましょう!
まずは、ワインを知る上では欠かせない、主な香りの系統を押さえておきます。

フルーツ

初めから強く感じられる香りなので、最も分かりやすい系統の1つです。
白ワインには、レモン、リンゴ、花梨、洋梨、桃、トロピカルフルーツ、赤ワインには、アセロラ、フランボワーズ、ベリー、チェリー、プルーン、カシスなどがあります。

フルーツと同様に、香りを比較的強く感じられる系統です。
白ワインでは菩提樹、スイカヅラ、赤ワインではスミレ、バラ、牡丹などが挙げられます。

ハーブ

清涼感やフレッシュさを持つワインにみられる香りです。
バジル、ミント、タイム、レモングラス、セルフィーユ、浅葱などがあります。

スパイス

温暖な産地で育った力強いブドウや、少し複雑性のあるワインに現れます。
白胡椒、黒胡椒、シナモン、コリアンダー、甘草、丁子などがあります。

口に含んで味わう

それでは、実際にワインを味わってみましょう!ワインを口に含み、どのような味わいが感じられるかをチェックします。

慣れないうちは、少し甘味が強い気がする、すっきりとした酸味で飲みやすいなどのように、まずはじっくりと味わい、自分なりに感じた印象を記憶しておくことが大切です。

経験を重ねることで、舌のどの辺りでどのような味わいを感じるのかが、自然と分かってくるようになりますよ。

ワインが「開く」ってどういうこと?

一般的にワインが開くという言葉には、2つの意味が存在します。

1つめは、ワインの「香り」があまり出ていない状態から、充分に感じられる状態へ変化することです。

2つめは、抜栓したばかりで酸味や渋味が強すぎる状態から、「味わい」が柔らかい状態へ変化することです。

実は、どちらもワインと酸素の酸化現象を利用したものです。

スワリングのやり方

先程のワインが「開く」方法を、自宅で簡単にチャレンジすることができます!

それは、グラスへワインを注ぎ、円を描くようにクルクルと回して内側のワインと空気を触れ合わせる方法です。

いわゆる「スワリング」と呼ばれる動作です。

ちなみに、周りの方への飛び散りを防ぐためワイングラスが自分の方へ向くように、右利きの方は反時計回り、左利きの方は時計回りに動かすことがマナーです。

上手くできない時は、机の上にグラスを置いてゆっくりと回すだけで大丈夫ですよ。

まとめ

今回はテイスティング初級編ということで、少し難しく感じる場面があったかもしれませんが、まずはワインの「色」、「香り」、「味わい」の順番を意識して飲むことから始めてみてください。

ぜひ、大人数でワイワイ楽しみながらテイスティングへ挑戦してみてくださいね!