白ワインを味わおう!グラスやボトルでの注文の仕方と飲み方

Good Wine 編集部Good Wine 編集部

2019.08.05 公開 | 2019.08.05 更新

レストランに行って出てくるのが分厚いワインリストです。リストにはお店にワインに対する想いが詰まっているのですが、実際にオーダーする際にはどれがいいのか悩んでしまいます。

そこで今回は白ワインをオーダーする時のポイントと味わい方についてまとめます。

レストランで困ったとき役立つのがソムリエです。ソムリエを味方につけるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

白ワインをオーダーする時のポイント

白ワインをオーダーするときのポイントは3つあります。

・グラスまたはボトル
・料理に合わせる
・予算

店によっては、グラスワインはハウスワインしかないこともありますが、自身や同席者によって、グラスで様々な種類を楽しみたいのか、ボトルで1つのワインの変化を楽しむのか選ぶといいと思います。

グラスの場合は、現在頼んでいるまたはこれから頼む料理に合わせて、ソムリエに持ってきてもらうのがおすすめです。

少し難しいのがボトルの場合で、価格の幅が大きいので予算を初めに伝えておくとよいでしょう。

料理との相性を考える

コース料理であれば口の中の味わいが流れるように構成させています。

またアラカルトであっても多くの場合は、構成を考えてテーブルに運んでくれるでしょう。

そのため、テーブルに並んでいる料理だけでなく、全体の流れとして料理とワインの構成を考える必要があります。

ただし自分達で一つずつ考えてしまうと、時間もかかり難しくなってしまうので、料理の構成やワインの流れをソムリエに伝えておくといいでしょう。

「今日は何本(杯)くらいワインを飲むつもりです。」
「コースの構成に合わせて提案してもらえますか?」

と言えば予算内で最大限楽しんでもらうため、ソムリエもいろいろ提案してくれると思います。

辛口、甘口の違い

味わいの違いとして、辛口か甘口かということを聞かれることもあるでしょう。

辛口というのはワインの残糖分が0に近い、もしくは少ないもので、甘口は残糖を残しているワインです。

一口で甘口と言っても、残糖の量によってデザートワインのように極甘口のものから、貴腐ワインのように糖や酸、熟成具合のバランスが取れている甘口ワイン。また残糖分がそこまで高くないやや甘口のものまであります。

スパイシーなエスニック料理やデザート、ブルーチーズには極甘口。タレを使った和食にはやや甘口との相性がいいです。

ソムリエに質問する時のコツ

ソムリエにワインを提案してもらうときに、大事なポイントは上で述べたとおりですが、自身の好みを伝える必要もあります。

おおまかに伝える内容は、辛口が好きなのか、甘口が好きなのか、軽やかが好きかどっしりとしたものが好きかなどです。

逆にブドウ品種や産地を指定してしまうのはあまりおすすめしません。

ワインをソムリエと一緒に選ぶのがレストランでの楽しいひと時といっても過言ではないほどに、ここでのコミュニケーションは面白いものです。

例えば「芸能人の〇〇のようなワインを」であったり、「チャーミングな、陽気な」などといったイメージを伝えるのでもOKです。

もし何か質問に困ったら「なんかおもしろいワイン入ってますか?」と聞いてみてください。

ソムリエはその時旬なものであったり、その瞬間に飲み頃のワインを持ってきてくれます。

このように、実は知識は持たずに大雑把なイメージや雰囲気を伝えることが美味しいワインに出会うコツかもしれません。

白ワインを味わう時のポイント

ソムリエが提案してくれたワインをどう味わうのか。

純粋に料理と合わせて楽しむといえばそれまでですが、ワインの3つの要素に分けて考えてみましょう。

見た目の傾向

白ワインがグラスに注がれた時に最初に見えるのが見た目で、濁っているのか、輝いているのかなどチェックしてみてください。

濁っていても特に心配はいりません。多くの場合は醸造の過程で敢えて濁らしているからです。

フレッシュで若いワインはグリーンがかったイエローになっていて、若干熟成が進んでいたり、樽の使用またしっかりとしたブドウ品種ではゴールドがかったイエローになることがあります。

樽を使用し、熟成が進んでいるとゴールドに近くなっていき、数十年単位で熟成していると琥珀色になっていることもあります。

香りの傾向

香りでは、注がれたときに感じ取れるブドウ由来の香りである第1アロマ、第2アロマはアルコール発酵やMLFによって生じる香り、熟成によって次第に出てくるのが第3アロマです。

第1アロマでは柑橘系やトロピカルフルーツ、花の香りといったもの。

第2アロマはバナナやフルーツキャンディ、ブリオッシュ、バターといったニュアンスが出てきます。

第3アロマは、タバコや落ち葉、白トリュフといった少し複雑味のある香りに変化していきます。

熟成が進むことで、これら3つの香りが複雑に絡み合うことで、より美味しく感じるものです。

味の傾向

味わいは、酸味、糖分、アルコール度数が大きな配分を占めます。

ワインを味わうときに、そのワインの印象を決めるのは実は香りで、味わいとしては、アルコール度数が高いのか、甘口か辛口か、酸がキリッとしているのか、といったものになります。

若い白ワインは、酸が立っていることが多く、爽やかに楽しめるでしょう。

熟成が進むと酸の角がとれて糖分などと調和していき、飲みやすい印象を持つ人も多いです。

誰でも飲みやすい無難な白ワイン

レストランで無難に楽しめる白ワインは、NZやフランスのソーヴィニョン・ブランのようなスッキリとした味わいのものでしょうか。

ボルドーのソーヴィニョン・ブランはレストランにも置いてることも多く、パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーやシャトー・カルボニュー・ブランといったソーヴィニョン・ブランがオススメ。

また、キスラーのシャルドネやウィリアム・フェーヴルのシャブリといったものであれば無難でしょう。

リースリングでは、ドイツ産のやや甘口のファン・フォルクセンやアルザスのクリスチャン・ビネールといった生産者のワインが無難になってきます。

まとめ

一言でまとめると、レストランではソムリエを味方につけましょう、ということです。

知識をつけることもワインを楽しむ上では大事なことではありますが、それ以上に楽しいのは、ソムリエが提案してくれる新たなワインとの出会いです。

そのため、あまりワインの用語や知識はひけらかさず、少し変わった注文方法を試してみるのがいいかもしれません。

ソムリエの多くはワインだけではなく、アートや文化、サブカルチャーなどにも興味を持っています。

自分の好きな分野の話をソムリエにしてみて、知識がありそうであれば、「その分野の〇〇のようなワインって言ったらどんなものになりますかね」というコミュニケーションを取ると今までに出会えなかったワインと出会うことができます。

そうすることで、自分の興味分野に対する知識や価値観が変わることもあるでしょう。

ワインも一つの文化なので、少し違った視点から楽しむのが一番大切なことかもしれません。

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