オリエンタル料理(辛味やスパイス系)に合うワインを探そう!

Good Wine 編集部Good Wine 編集部

2019.08.14 公開 | 2019.08.15 更新

オリエンタル料理

オリエンタル料理やエスニック料理とも言われる中東からアジア、アフリカの料理。

少しクセのある味わいが多く、そのクセにやみつきになってしまう人も多いでしょう。

オリエンタル料理を特徴づけているのが、多くのハーブやスパイス。これらのハーブやスパイスなどは、実はワインとの相性がいいのも事実です。

近年女性からの人気を集め続けているオリエンタル料理に相性のいいワインを考えていきたいと思います。

料理の素材別相性の良いワイン

オリエンタル料理では特有のハーブやスパイス、ソースを使っているケースが多く、これらに相性のいいワインご紹介していきたいと思います。

パクチー

エスニック料理にかかせないハーブはパクチーではないでしょうか。

その独特な香りから好き嫌いが大きく分かれる食材ではありますが、2018年には「パクチーフェス」が新宿で開かれるほど人気があります。

パクチーに合うおすすめワインの代表はソーヴィニョン・ブランです。

ボルドーのアントニー・バルトンが生産するソーヴィニョン・ブラン100%のボルドーブランやニュージーランドのパリサー・エステイトのセカンド的存在であるペンカロウのソーヴィニョン・ブランといったものが合います。

同時に、樽のニュアンスのない辛口白ワインやロゼとも合ってくれる実は万能な食材です。

パクチーを使った代表的な料理とそれに合うワインも見ていきましょう。

生春巻き

パクチーをアクセントに楽しむ生春巻き。中身は野菜のみ、お刺身、蒸し鶏など基本何を入れても相性がバッチリなこの料理。

パクチーとその中身によって合わせるワインが変わっていきます。

野菜のみのヘルシーな生春巻きを食べるときには、ニュージーランドのインヴィーヴォが生産するグラハムノートンのソーヴィニョン・ブランがおすすめです。

サーモンや蒸し鶏などの生春巻きには、ロゼワインがよいでしょう。

万能に相性がいいロゼですが、中でもオーストラリアの偉大な自然派の造り手ショブロックのロゼやイタリアの自然派サンタ・マリーアのロザートといった滋味深い自然派ロゼが人気です。

トムヤムクン

タイ料理の王道として日本でも認知度の高いトムヤムクン。

辛味があり、酸っぱさのあるこの料理には、アロマティック品種のヴィオニエやゲヴェルツトラミネールといったワインが合います。

特にイタリアのルカ・フェラリスの生産するエスニックなニュアンスのヴィオニエやフランス、ドメーヌ・メイエーのゲヴェルツトラミネールといった味わいのものがいいでしょう。

クミン

オリエンタル料理に欠かせないスパイスといえば、クミンでしょう。カレーの風味付けや食材に使うことでオリエンタルな雰囲気を出すことができます。

クミンと合わせるワインは、スペインのドン・ロメロのカヴァ・ブリュットのような少し野性味の感じられるスパークリングワインや、イタリア・トラミンのストーンのようにアロマティック品種のブレンド白ワインなどがいいでしょう。

クミンを使った料理にはどういったワインがいいか、考えてみたいと思います。

ケバブ

ラム肉を主に使ったトルコの名物料理であるケバブは今や、世界中どこを探しても見つけることができます。

ケバブには、ローヌのエステザルグが生産するグルナッシュ100%やオーストラリア・ショブロックのシラーズといった若干のスパイシーさや野性味のあるワインが合います。

フムス

中東などで楽しまれているひよこ豆のペースト、フムス。そのまま楽しんだり、バゲットに乗せたり、と楽しみ方は様々です。

フムスは、前菜として楽しむことが出来るため、シャンパーニュ・ミシェル・アルノーのブラン・ド・ノワールやオーストラリアのリリアンが生産するマルサンヌとルーサンヌのブレンドといったワインに合わせたいものです。

ナンプラー

タイのナンプラーは、日本でも魚醤(ぎょしょう)として古くから作られ親しまれています。

文字からもわかるように、魚醤は醤油の一種。醤油に発酵した魚の旨味や風味がうつったような味わいになっています。しかし、ナンプラーを料理にひとまわしするだけで、どこかエスニックな雰囲気に変わります。

ナンプラーと合わせたいワインは、日本のシャトー・メルシャンが生産する甲州 グリ・ド・グリやフランス、ジャン・フォワヤールのモルゴンといった醤油とも相性がよく、かつ魚のクセと調和してくれるワインがいいでしょう。

ここからは、ナンプラーを使う料理との相性を見ていきたいと思います。

ガパオ

ナンプラーを筆頭に、いくつかのスパイスが入っているガパオは、日本でもガパオライスとして楽しまれています。

そんなガパオには、イタリアのカビッキオーリが造る赤スパークリング・ランブルスコやシャトー・オー・モンプレジールのマルベックといった果実味が豊かなワインと相性が合います。

バインミー

ベトナムのサンドイッチであるバインミー。元フランス領であったことが要因で、フランスパンなどが手軽に楽しめる国でもあります。

柔らかめのフランスパンに、なますやパテ、肉とハーブ、そしてナンプラーをかけて食べます。

バインミーとともに楽しみたいのは、オーストリア・ヨハネス・ツィリンガーのレヴォリューションレッドやオーストラリア・ジリーワインズのフィールドブレンドといった自然派ワインです。

ピクニックなどにも最適なので、最近流行りの缶入りワインなどと一緒に楽しむのもよいでしょう。

オリエンタル料理とワインが楽しめる人気レストラン

オリエンタル料理のお店は日本にもどんどん増え続けています。

中々家では楽しめないオリエンタル料理とワインを楽しむことができるお店を4つの地域から紹介します。

東京

エスニック料理のお店がここ数年増えているのが東京です。ワインとのマリアージュを楽しむことができるお店を3軒ご紹介したいと思います。

スタンドバインミー

学芸大学駅にあるスタンドバインミーは、ベトナムの朝食およびおやつとして親しまれる「バインミー」を始め、自然派ワインと楽しめるタパスを提供しています。

カジュアルにエスニック料理を楽しみたい人に人気のお店です。

ホームページ:https://standbanhmi.com/

Ăn Đi

外苑前の裏路地にあるアン・ディは、ワインテイスターの大越基裕さんと奥様でソムリエールの新城桃子さんがオープンしたベトナム料理のお店。

北海道・農楽蔵といった手に入りにくい自然派ワインやオーナーが揃えてきたワインたちとベトナム料理を楽しむことができます。

ホームページ:http://andivietnamese.com/

ロングレイン

オーストラリアにあるモダンタイレストラン・ロングレインの日本店。本場さながらの味わいとワインリストが素敵なお店。

ホームページ:http://longrain.im-transit.co.jp/

大阪

気軽に訪れたいエスニック料理のお店が多いのが大阪です。中々お目にかかれない、ベトナム産ワインを提供するお店もあります。

ベトナムバル ホアマイ

ベトナムの屋台料理を提供するホアマイでは、ベトナムのダラットワインも楽しめる。

ホームページ:http://www.hoamai-bar.com/

スローズデリシャス

ジョージアワインとジョージア料理を楽しめるお店。世界最古のワイン産地とも言われるジョージアの食の魅力を感じられる。

ホームページ:http://www.grandwine.jp/slowsdelicious/index.html(現在、休業中)

Hillman 梅田店

シンガポール料理とともにカジュアルなワインを楽しめるお店。

ホームページ:https://www.hillman-restaurant.com/

京都

観光客も多い京都には、各国専門料理のお店がいくつかあります。その国の料理とワインを合わせて楽しむことができるのは、京都ならではかもしれません。

イスタンブール・サライ

トルコ人が作る世界三大料理の1つ。そして、合わせるワインも日本ではなかなかお目にかかれないトルコ産のワインです。

ホームページ:http://www.istanbul-saray.com/index.html

ファラフェルガーデン

出町柳からすぐのイスラエル専門店。イスラエルの国民食であるファラフェルを中心に、ベジタリアンやビーガンでも楽しめる食事を提供しています。

ワインはもちろん、イスラエルのもの。

ホームページ:https://falafelgarden.com/73070/

ラバラカ

モロッコ人が作るモロッコ料理を楽しめるラバラカ。モロッコ産のワインもあり、その風景などを想像しながら楽しむことが出来る。

ホームページ:http://r.goope.jp/labaraka

札幌

海外からの観光客も多く留学生も多い札幌には、専門店と多国籍料理の店とがあり、それぞれに合うワインや各国のワインを楽しむことができます。

SOI MARUYAMA

北海道産の食材でタイ料理を提供するこちらでは、タイのワインも楽しむことができます。

yinzu

中国料理とワインのお店であるこちらは、ヨーロッパやアメリカを中心としたセレクト。中国のワインも楽しめます。

ホームページ:http://gallus.jp/yinzu/maine/topics.cgi

The Kebab北12条店

ケバブを中心に、ピザやレンズ豆のスープといった料理が楽しめる。トルコ産ワインも取り扱っています。

ホームページ:http://www.the-kebap.com/

まとめ

オリエンタル料理やエスニック料理と一言でいっても、使っているスパイスやハーブなどは実は微妙に異なっていることが多いです。

そして、それらの違いがワインとの相性を変えてしまうことが多々あります。今回紹介したワインと料理の組み合わせも、ほんの一部です。

紹介したワインを参考に、いろいろなワインとの相性を試してみてください!

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2019.10.18 更新

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