飲み残したワインの保存方法は?いつまで飲めるの?

Good Wine 編集部by Good Wine 編集部

2018.07.19 公開 | 2018.09.11 更新

自宅でワインを楽しむとき「どうしても1本飲みきれない」ということがあるでしょう。

そんなとき、飲み残したワインはどうやって保存すればいいの?この方法でいいのかな?と悩んでいませんか?

保存環境によって味が変わるワインですから、間違った保管方法で劣化させてしまってはもったいないですよね。

そこで今回は、飲み残したワインの保管方法について詳しく解説します。こちらを参考にすれば、明日以降もワインをおいしく楽しめますよ。

余ったワインはフタをして保存しよう

飲み残したワインを保管するときに一番大切なことは、フタをするということです。

ワインは酸素と触れるとどんどん劣化していくので、一度フタを開けたらなるべく空気を遮断して保存しましょう。

とはいえ「空気に触れるとおいしくなる」というのも事実なので、気にしすぎない程度に実践してみてくださいね。

抜いたコルクを使って栓をする

余ったワインを一番簡単に保存する方法は、抜いたコルクを使う方法です。

コルクは密閉性が高いので、注ぎ口にしっかりと押し込めば横にしてもワインが漏れることはありません。

より空気を遮断したい!という場合には、注ぎ口をラップで軽く覆ってからコルクを刺しましょう。

完全に酸化を防げるわけではありませんが、この方法で十分においしい状態で保存できます。

小さな瓶などに移して保管

ワインを酸化させないためには、保存容器の中に空気を入れないというのがポイントです。

ボトルのまま保存するのは便利ですが、飲んだ分だけワインが減っているので空気に触れやすく、劣化が早まります。

そこでおすすめなのは、小さな容器に移し替えるという方法です。

容器はワインが入れば基本的にはなんでも大丈夫。よく洗って乾かして、臭いや雑菌がない状態にしておきましょう。

「今日は全部飲みきれないな」と思ったときは、ワインの栓を開けたときに移し替えるのがベストです。

もちろん、ワインを楽しんだ後に移し替えてもいいですが、飲む前にやっておくとより空気に触れるのを防ぐことができます。

容器のギリギリまでワインを入れることが、空気と触れにくくしておいしい状態で保存するポイントです。

プロ御用達!専用グッズを使う

プロやワイン愛好家がやっている保存方法はとても効果があります。

レストランなどの飲食店でも多く使われている「バキュバン」は、お手頃な値段でホームセンターや通販で簡単に手に入るのでおすすめです。

バキュバンは専用のポンプと栓がセットになっており、手動のポンプでボトルの中を真空に近い状態にします。

栓をいくつか用意しておけば、一度に複数のワインを保存することも。スパークリングワインには専用の「シャンパンストッパー」を使うとよいでしょう。

また、最近生産者の間で流行っているのが「コラヴァン」というワインオープナーです。

コラヴァンは特殊な針をコルクに貫通させ、ボトルに装着したまま使います。

コルクを抜く必要がなく、ワインを注ぐたびに窒素ガスを注入することで劣化を防ぐという保存方法です。

ワインを注ぐだけで自動で保存状態をキープしてくれるという優れもの。数ヶ月も開けたての味が楽しめるそうです。

少々お値段は張りますが、一番いい状態でワインを保存できる方法だといえるでしょう。

飲み残したワインを保管するときの注意点

これまでに紹介した方法で飲み残しのワインを保存するときに、いくつか注意したいポイントを紹介します。

少し気をつけるだけで翌日でも十分おいしいワインが楽しめますし、いざとなったときの消費方法も押さえておきましょう。

必ず冷蔵庫で保管

  •  コルクで蓋をする
  •  小さな容器に移し替える
  •  バキュバンやコラヴァンなどの専用グッズを使う

以上の3つの保存方法を紹介しましたが、この方法にプラスして冷蔵庫で保管することを忘れないようにしましょう。

開けたワインは温度が上がって熟成が進んだり空気に触れたりすることで、味がどんどん変化していきます。

雑菌の繁殖を防いでなるべく劣化させないように保存するには、低温で保存するのがポイントです。

ボトルをドアポケットに立てて保存したくなりますが、振動と温度変化が少ない棚の奥に入れるのがベスト。

その際は注ぎ口からワインが漏れないかどうか、しっかり確認しましょう。

1週間を目安に飲み切る

「ワインは開けた日に飲み切る」と聞いたことがある人も多いかもしれません。

もちろんそれができればベストですが、難しい場合も多いので、ワインをボトル一本飲み切るのは1週間を目安にするとよいでしょう。

開けた瞬間がおいしいものと、2~3日経ってからの方がおいしいというワインもあるので、自分のペースで味わい、一番おいしいタイミングを見つけるのも楽しみのひとつですね。

料理酒として使う

もし「どうしても飲みきれない」「飲まずにいたらマズくなってしまった」という場合には、捨てずに料理に活用してみましょう。

赤ワインであればミートソースやカレーなどの煮込み、白ワインであればチキンやソーセージ、じゃがいもやキャベツなどを使った煮込みがおすすめです。

また、フルーツを入れてつくる「サングリア」はスーパーで買える材料でつくれるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

赤ワインにオレンジやグレープフルーツなどを入れるのが定番ですが、白ワインにいちごやレモン、パイナップルなどを入れても。

甘みと酸味を効かせたりミントなどのハーブを入れたりすると飲みやすくなるので、しっかり冷やせば暑い夏にもピッタリです。

ワインは翌日もおいしく飲める!

ワインはその日に飲まないといけない!というイメージが強いかもしれませんが、しっかり保存すれば明日以降もおいしく飲めます。

お金をかければよりいい状態で保存できますが、家で楽しく飲む分にはそこまで神経質になる必要はありません。

開けたての味と2~3日経った後では味が違うので、そのような味わいの変化を楽しめるのもワインの醍醐味のひとつです。

少し意識するだけでできる方法ばかりなので、ぜひ実践してみてください。