ワインと料理の相性を楽しもう!マリアージュ初級編

Good Wine 編集部Good Wine 編集部

2018.07.30 公開 | 2018.09.22 更新

ワインと切っても切れない関係性と言えば、やはり料理ですよね。

今回は、そんなワインの醍醐味でもある、料理との相性について考えてみましょう!

マリアージュとは?

マリアージュとは、フランス語で「結婚」を意味します。

ワイン業界では、主にワインと料理の組み合わせや相性を指す言葉として使われます。

つまり、ワインを合わせることで、料理だけにはなかった相乗効果や新たな味わいを創り出すことです。

一見難しそうに感じますが、基本さえ覚えてしまえば、誰でも簡単にマリアージュを楽しむことができます!

マリアージュの基本

まずは、マリアージュの基本を押さえましょう。料理とワインの組み合わせ方には、大きく分けて4つの方法があります。

味わいの濃度に合わせる

料理の味わいの濃度と、ワインのボリュームを合わせる方法です。

たとえば、魚介類をお塩だけでいただく場合には、すっきりとした軽めの白ワインを合わせることで、繊細な味わいが引き立ちます。

一方、甘辛い味付けの肉料理には、果実味がしっかりと感じられる重めの赤ワインを合わせることでお互いの濃度が一致し、旨味の相乗効果が生まれます。

色に合わせる

食材の色と、ワインの色を合わせる方法です。

ここでのポイントは「魚は白ワイン、肉は赤ワイン」というイメージを払拭することです!

ひとくちに魚と言っても、淡白な白身魚、血合いが多い赤身魚や青魚など、種類はさまざまですよね。

実は、魚の血合いに含まれる鉄分と白ワインの相性は、あまり良くありません。

むしろ、鉄分を多く含む魚には、程良い果実味と渋味がある赤ワインを合わせることで、生臭みを感じづらくなります。

しかし、魚卵やホタテの干物、ホタルイカのように生臭みが強い食材の場合、渋味の強い赤ワインを合わせると、強烈な異臭を放つことがあるので注意が必要です!

肉の場合も同様に、鶏肉のように淡白な白身肉には白ワイン、牛肉などの鉄分を含む赤身肉には赤ワインの方が、お互いの旨味をより一層引き立て合います。

香りに合わせる

食材や調味料の香りと、ワインの香りを合わせる方法です。

例を挙げると、ローズマリーやタイム、大葉などの香草を効かせた料理には、同じくハーブを想わせる爽快な香りのワインが好相性です。

他にも、黒胡椒や山椒などのスパイスを用いる料理にはスパイシーな香りのワイン、燻製料理にはスモーキーな香りのワインなど、いろいろなパターンへの応用が可能です!

産地に合わせる

食材や郷土料理の産地と、ワインの産地を合わせる方法です。

ワインの原料であるブドウも農作物なので、同じ産地で作られた食材や郷土料理には、とても良く合いますよ。

たとえば、イタリア産の生ハムやチーズを使った料理にはイタリアのワイン、日本の郷土料理おでんには日本のワインなど、初心者でもチャレンジしやすい組み合わせ方です。

赤ワインに合う料理

魚料理の場合は、果実味と渋味の控えめな赤ワインがオススメです。

血合いのあるマグロやカツオのカルパッチョ、イワシの梅煮やブリの照り焼きなどには特に合いますよ。

肉料理の場合は、カベルネ・ソーヴィニョンやメルローのようにしっかりとした果実味と渋味を持つが赤ワインがピッタリです!

赤身の牛肉のステーキや仔羊のグリルはもちろん、濃厚なデミグラスソースのハンバーグやビーフシチューにも良く合います。

白ワインに合う料理

魚料理の場合は、引き締まった酸味を持つ白ワインとの相性は秀逸です。

イカや生牡蠣にレモンを絞ったもの、タイやアユの塩焼きなど、比較的合わせやすい料理が多いです。

肉料理の場合は、爽やかな香りや香ばしい風味を持つ白ワインが良いでしょう。

豚肉のパテやリエットには爽やかなリースリング、鶏肉のグラタンやクリームソースパスタには香ばしいシャルドネが相性バッチリです!

簡単マリアージュを試してみよう!

実際に、コンビニで購入可能なお手軽おつまみで、簡単マリアージュを体験してみましょう。

「サバの味噌煮の缶詰」と赤ワインのマリアージュ

マリアージュの基本の「色」から赤ワインと相性の良い青魚のサバを、さらに「味わいの濃度」から醤油煮ではなく、より濃厚な味わいの味噌煮を選びましょう!

本来、味噌とワインは同じ発酵食品なので馴染みやすく、サバの脂身も赤ワインの果実味とよく合いますよ。

さらに、赤ワインの渋味がサバの生臭みを押さえる効果があるので、少し渋味のあるカベルネ・ソーヴィニョンやメルローとご一緒にどうぞ!

「サラダチキンのハーブ風味」と白ワインのマリアージュ

マリアージュの基本の「色」から白ワインと相性の良い鶏肉を、「香り」からハーブ風味を選びましょう!

白ワインは、同じくハーブのような清涼感を持つソーヴィニョン・ブランがオススメです。

鶏肉の淡白な味わいと白ワインの果実味、ハーブの香りが見事に調和する至福のマリアージュです。

まとめ

まずは、自分の好きな料理にはどんなワインが合うだろう? と楽しみながらチャレンジしてみてくださいね。

まるで、ワインが料理の中の調味料のひとつであるかのように、お互いの邪魔をすることなくぴったりと寄り添い合う、そんな最高のマリアージュを探してみましょう!