高級レストランでワインを楽しむ!値段の相場と頼み方、マナーについて

Good Wine 編集部Good Wine 編集部

2019.08.08 公開 | 2019.08.08 更新

記念日のワインを選ぶ

記念日や誕生日、イベントなどがあるときに訪れたいのが、グランメゾンを始めとした高級レストランですよね。

しかしどんなワインを頼めばいいのかもわからい人がほとんどです。

今回は高級レストランでワインを楽しむための値段の相場と頼み方、マナーについて紹介していきます!

高級レストランでワインを飲む時の料金相場は?

レストランでワインを頼むときに困るのが、どのくらいの価格のワインを頼めばいいのか、ではないでしょうか。

自分の財布と相談をして決めればOKで、もし予算がないときにはその旨をソムリエに伝えましょう。

予算を言ってどのようにワインを楽しみたいのか、を伝えると後々お会計の心配をしなくて済むので、しっかりと味わって楽しむことができます。

グラスやボトル単位で頼む場合の相場

ボトル単位やグラスでの注文の場合、コースの料金の半分から9割程度のワインを注文するのがいいでしょう。

グランメゾンなどでは、コースの料金を考慮しながらワインリストを作っています。なので、メインのコースが20,000円のお店であれば、ボトルで10,000円から18,000円あたりのワインが種類豊富なことが多いです。

そのため、この価格帯のワインを探しながら、この店はどの産地に重点を置いてるのか、を考えます。

店によって、ボルドーに強い、ブルゴーニュ、シャンパーニュなどのお店の個性がワインリストに出ます。

もちろん、コース料理に合わせて1〜3品に1杯ずつグラスワインを選ぶのもいいでしょう。

その場合にも同様で、同じ程度の価格になることが多いです。しかし、これらはあくまでも目安であり、無理をする必要はありません。

また、以前からの名残で男性には価格付きのワインリスト、女性には価格が付いていないワインリストを渡すお店もまだいくつか存在しています。

これは、女性に価格を知られたくないという男性の心理が働いていたのでしょう。今では少なくなってきていますが、そういった場面もあるかもと想定しておくとよいと思います。

ペアリングコースを頼む場合

ここ10年ほどで、ペアリングコースを行なう店が増えてきています。

ペアリングコースとは、予め決まった金額で、料理と相性のいいワインをセレクトしてくれているサービスです。

お店によっては、白ワインのみ、赤ワインのみなどの要望も聞いてくれます。

このコースのいいところは、予め価格が決まっているので、予算の心配をせずに食事を楽しむことができること。

そして、自身の好みによって、飲むワインを選ぶことが出来る点です。

ペアリングコースは、コースの半分から同等の価格で提供されていることが多いです。

高級レストランで食事をする時の流れ

高級レストランで食事をするときに、まずやるべきことは下調べ、そして予約です。

実は予約が結構大切なポイントになります。アレルギーや苦手な食材、お酒を飲むかどうかを聞かれるのはもちろんですが、お店とのコンタクトを取る最初の段階です。

例えば、パートナーの誕生日や記念日だった場合、素直にそのことを伝えるようにしましょう。お店側がいろいろな提案をしてくれると思います。

また、座席の要望についても話しておくとよいでしょう。

実際にお店についてまず聞かれるのが、食事前に何か飲み物を飲むかどうか。いわゆるアペリティフと言われるものです。

食前酒(アペリティフ)

グランメゾンでの食前酒で王道なのがシャンパーニュやシェリー酒。

特にシャンパーニュは、食中酒としてもそのまま飲み続けることが出来るので、ボトルで頼んでしまうのもいいでしょう。

もしアルコールが得意ではない場合には、スパークリングウォーターやスティルウォーターをボトルがあります。またノンアルコールのカクテルを頼んでみてもいいかもしれません。

食事前の飲み物が届いたら、食事をどうするかです。予約している場合などは、コースであることも多いと思います。

外国のお客様などは、食前酒と挨拶や近況報告などに花を咲かせ、お食事にうつる方も多いです。

食中酒

選択肢も多く難しい部分ではありますが、食前酒で頼んだシャンパーニュをそのまま飲み、メインディッシュでグラスワインを頼むのも1つのパターンです。

もしどれがいいのか分からない場合は、遠慮なくソムリエに相談しましょう!

予算と赤、白どちらを飲みたいのか、そして好みの味わいなどを伝えてみてください。

そして、最後に「コストパフォマンスのいいものをお願いします。」と伝えます。

すると価格に対して味わいがいいものが予算内で出てくるはずです。

もちろん、ボトルでもグラスでも構いません。あとは、食事が終わるまでゆっくりと食事を楽しむだけです。

食後酒(ディジェスティフ)

食事が終わり、デザートも終わったころに勧められるのが食後酒です。これは元々消化を促進するためのお酒になります。

お腹がいっぱいであれば、なおさらゆっくりとディジェスティフを飲むことをおすすめします。

定番は、コニャックやアルマニャック、カルヴァドス、グラッパ、マールといったアルコール度数が高くて、芳香のあるもの。

また、甘めのカクテルや貴腐ワインなどのデザートワインもおすすめです。

高級レストランでのマナーについて

高級レストランに限らず、マナーというものはどこにでもあります。とりわけ、ワインにまつわるものは多いです。

ただし、重要なポイントさえ抑えておけばOK。今回は最低限知っておきたいマナーをピックアップして紹介します!

ホスト・テイスティングのやり方

ホスト・テイスティングとは、本来毒味の役割を果たしていました。18世紀頃のフランスでは、ワインに毒を盛って殺すということが流行っていたのです。

そのため、ホストがまずテイスティングをし、毒が入っていないことを証明することが目的なのです。

なので、わからないからとホスト・テイスティングを「結構です」と断るのではなく、ひとくち口にした上で、「サービスしてください」とソムリエに促すといいでしょう。

今は、頼んだワインがちゃんと来ているか、ボトルサイズやヴィンテージもちゃんと頼んだものと一致しているのか、を確認する作業も担っています。

また、ワインが劣化していないか、ブショネに汚染されていないかを確認する段階です。

ワインの香りを取って、ブショネではないかを確認して、サーブをソムリエに促してください。

乾杯の際にグラスをぶつけないこと

乾杯のとき、グラスをぶつけたい気持ちになるのは重々承知しています。

ただ、高級レストランでは、高級なグラスを使っていることがほとんど。高級なグラスは薄くできています。

薄いグラスをいつものテンションでぶつけてしまうと割れてしまう可能性が高くなります。

そのため、なるべくなら乾杯の際は上にスッと上げる程度に抑えましょう。

高級レストランに行く際の服装について

レストランに行くときの服装ですが、ディナーであれば男性ならスーツやジャケットにネクタイをしめて、女性であれば派手すぎないドレスを着ていきましょう。

ランチであれば、男性はジャケットを羽織っていれば問題はないと思います。

2杯目以降も自分で注がずソムリエに任せる

ワインをボトルで頼んだ時、ソムリエはボトルをテーブルに置いていってくれることがあります。

しかし、なるべくならボトルには触れないようにしましょう。ソムリエが、タイミングを見計らってワインを注ぎに来てくれます。

アルコールが入った状態でワインのボトルを持つとこぼしてしまう可能性や、澱が瓶内で舞ってしまう可能性があります。

まとめ

イギリスのジャーナリストのジェイ・レイナーは、こんなことを言っています。

「ワインリストを見て圧倒されたならば、安いワインを頼め」

これは、常に安いワインを飲みましょうと言っているのではなく、そこまでのランクでワインを揃えているなら、もっとも安いワインもいいワインであることも多いということ。

そして、財布を気にしながらの食事なんて楽しくない、ということです。

世の中にはルールと呼ばれるものが数多くありますが、実は従わなくてもいいものも。

そもそもの理由がなんなのか、それを知ることもまた楽しい食事に繋がります。

グランメゾンで楽しむ一番のコツは、ソムリエやウエイターを味方につけること。そうすることでレストラン体験が大きく変わります。

そのためには、謙虚な姿勢と知らないことは知らないと伝えること。そして、楽しむ気持ちです。

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2019.08.23 更新

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