サンジョベーゼの特徴と味や香り、おすすめ赤ワインまとめ

Good Wine 編集部Good Wine 編集部

2018.12.07 公開 | 2018.12.07 更新

サンジョベーゼ(Sangiovese)はイタリア中部トスカーナ地方が原産のイタリアを代表するブドウ品種として知られています。ブドウ品種です。この記事ではサンジョベーゼがどんな特徴を持っているブドウ品種か解説します。

サンジョベーゼの特徴

果実味 ★★★★
タンニン ★★★★★
酸味 ★★★★★
ボディ ★★★
アルコール度 ★★★
レア度 ★★

サンジョベーゼは主にイタリアの中部トスカーナ州で栽培されています。イタリア全土でも栽培されており、実際には多くのクローンが存在しています。

ブルゴーニュのピノ・ノワールが土地を選ぶように、実はサンジョベーゼも土地を選びます。そして生み出すブドウの味わいに変化を与えます。そこでワイン生産者たちは、その土地その土地に合ったクローンを選び、栽培しています。

サンジョベーゼの色

サンジョベーゼからできたワインは、明るく透明感のある赤紫色を呈しているものから、深く赤黒い濃い色合いを呈すものがあります。

サンジョベーゼの香り

サンジョベーゼの主なアロマ(ブドウ品種由来の香り)は赤いベリー、プルーン、スパイス、たばこです。スミレと形容されることもありますが、なかなかイメージしがたいものです。プルーン、スパイスを思い浮かべるのが容易です。

サンジョベーゼの味

サンジョベーゼはくっきりとした酸味が特徴的です。それに伴って果実味があり、タンニンもしっかりとした印象に仕上がります。

くっきりとした味はイタリア料理と相性がよく、トマトソースのお料理とサンジョベーゼは最高の組み合わせでしょう。

クローンが多く存在することから、味の印象もクローンの個性によるものが大きいところです。

サンジョベーゼと似た品種

サンジョベーゼと似ているブドウ品種をご紹介します。サンジョベーゼのような酸味と果実味の魅力をもったワインに仕上がります。

ネッビオーロ

サンジョベーゼと同じくイタリアを代表するブドウ品種です。イタリア北部のピエモンテ州で広く栽培されています。ブドウ品種の特徴は、酸味とタンニンがはっきりと出ており、若いうちはまだまだポテンシャルを発揮することができません。

そうしたことからネッビオーロの本来の味を楽しむことは難しいのかもしれませんが、10年ほど時間をおいたバローロからはこのブドウ品種の力を味わうことが切るでしょう。

ピノ・ノワール

ピノ・ノワールは世界中で栽培されているブドウ品種です。しかしながら、栽培が難しいことで知られ、合った土地ではないと成功しないのが現状です。

ピノ・ノワール単一栽培をしているフランス・ブルゴーニュ地方をみても、数多くのAOCが存在する、つまりはAOCの数だけ個性のあるワインが造られていると言い換えても過言ではありません。

実はサンジョベーゼもピノ・ノワールのように土地を選ぶブドウ品種です。生産者たちは、その土地に合ったサンジョベーゼのクローンを探して栽培をしています。

サンジョベーゼの主な産地

主な産地のイタリアとその他の地域を解説します。

イタリア

イタリアがサンジョベーゼを世界で最も多く生産している地域です。その中でもイタリア中部のトスカーナ州が主な産地です。

一時期、サンジョベーゼといえば大衆ワインの代名詞のようなブドウ品種のイメージがありました。しかし現在では、「スーパータスカン」呼ばれるプレミアムワインを数多く生み出しています。

どういったワインかというと、サンジョベーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローといった国際品種をブレンドしてワインが造られています。

国際的なワイン評論家からも高い評価を得ています。

サンジョベーゼから造られるイタリアワインは以下の通りです。
また呼び名が変わることが多く、()内がその土地での別名です。

  • キャンティ(サンジョベーゼ)
  • キャンティ クラシコ(サンジョベーゼ)
  • ブルネロ・ディ・モンタルチーノ(ブルネッロ)
  • ヴィーノ・ノビーレ・ディ・モンタルチーノ(プルニョーロ・ジェンティーレ)
  • カルミニャーノ(サンジョベーゼ)

アメリカ、アルゼンチン

イタリア系移住者が多く存在しているため、サンジョベーゼも共に移動をしています。

サンジョベーゼで造られた有名なワイン

サンジョベーゼのから造られた有名なワインを解説します。

ロッカ・デッレ・マチエ キャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ「リゼルヴァ・ディ・フィッツァーノ」

キャンティ・クラシコ・グランセレチオーネは2010年ヴィンテージから適用されたカテゴリーです。キャンティの名前は十分過ぎるくらいに知られていますが、有名がゆえに銘柄ごとの差がわかりにくいものでした。そこで頂点に位置するキャンティの最高のカテゴリーとして、設定されました。

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ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

妥協を許さないワイン造りを進めるガヤ。エレガントでバランスの取れたタンニン。

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ピッツィーニ サンジョヴェーゼ シラーズ

イタリアのファミリーがオーストラリアに移住してワイン造りを始めました。ソフトで丸みをもった印象のワインに仕上っています。

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まとめ

サンジョベーゼは数多くのクローンをもっており、それぞれテイストも異なります。トスカーナ地方だけでも実に多くのワインがありますので、一度の飲み比べするのもいいですね。これが一つのブドウ品種かと思うと感動しますよ。