オーストラリアワインのBYOとはどういう意味なのか?

Good Wine 編集部Good Wine 編集部

2019.09.30 公開 | 2019.09.30 更新

飲みたいワインを選ぶ

ニューワールドとして人気のワイン産地・オーストラリアには「BYO」という独自の食文化があるのをご存知ですか?

BYOとはお店側にとっても消費者側にとってもメリットがたくさんあるシステムであり、ワイン好きな人がオーストラリアを訪れた際に活用すべき観光方法でもあるのです。

ということで今回は、オーストラリアでお得にワインを楽しむ「BYO」について詳しく説明していきます。

こちらを押さえておけば出費を抑えながらワインと外食を楽しめるので、オーストラリア観光が何倍も楽しくなりますよ!

オーストラリアの「BYO」とは?

オーストラリアの飲食店で「BYO」といえば英語の「Bring Your Own」の略で、レストランなどの飲食店にワインを自分で持ち込んで楽しむ文化のことを指します。

日本ではもちろん、ほかの国にもワインの持ち込みができる飲食店が多い国もありますが、オーストラリアほどBYOが根付いた国はほかにないでしょう。

というのも、オーストラリアの飲食店ではアルコール類を扱うためにライセンスが必要で、取得するための基準がかなり厳しいからです。

そこは合理性や効率のよさを重視するオーストラリア人らしく「だったらお客さんに持ってきてもらえばいいじゃないか?」ということでBYOの文化が始まりました。

飲食店側にとっては複雑でお金のかかるライセンスを取得する必要がなくなり、わたしたちお客側にとっては安く自分好みのワインを楽しめるのが「BYO」です。

オーストラリアの「BYO」を楽しむコツ

オーストラリアを訪れた際にBYOでワインを楽しむためには、

  • BYO対応の飲食店を見つける
  • レストランの近くでワインを買うのがおすすめ
  • BYOには「corkage」というチャージがかかる

という3つのポイントを抑える必要があります。

以下でそれぞれ詳しく解説していきますね。

すべてのお店がBYOに対応しているわけではない

オーストラリアには、カジュアルな大衆食堂から超高級レストランまで幅広い形態のレストランがありますが、そのすべての飲食店がBYOに対応しているわけではありません。

ハイクラスの飲食店の場合は当然ながらライセンスを取得していることが多いので、その分ワインの値段はグッと高くなります。

一方、比較的カジュアルな飲食店の場合はライセンスを取得しておらず、BYOに対応している飲食店が多いです。

目当ての飲食店がBYOに対応しているかどうかは、

  • お店の入り口や窓、カベなど
  • お店のホームページ
  • 予約の際の電話や店頭

などをチェックしてみましょう。

「Licenced」や「LIC」のみが書かれているお店はBYOに対応していません。

「BYO」または「LIC/BYO」と書かれている場合はBYOに対応しているお店なので、自分で好みのワインを買って持ち込めます。

近くのリカーショップでワインを買う

あらかじめワインを買っておいて、滞在先から目当ての飲食店まで持っていくのもひとつの手ですが、おすすめはお店の近くのリカーショップでワインを買うことです。

レストランの近くで買った方が荷物が少なく済みますし、お店に着いてすぐに冷えたままの白ワインやスパークリングワインをおいしく味わえます。

ちなみに、オーストラリアのコンビニやスーパーにはワインはもちろん、ほかのお酒類もまったく売っていないので注意しましょう。

これも法律やライセンスの関係なのですが、ワインやビールなどは「リカーショップ」または「ボトルショップ」というお酒の専門店でのみ買えます。

お酒の専門店は夜10時くらいで閉まるケースがほとんどなので、ワインの調達は早めにしておきましょうね。

BYOにはチャージがかかる

BYO対応のレストランにワインを持ち込んだ場合、一人あたり3~10オーストラリアドルのチャージがかかります。

このチャージを「corkage(コーケージ)」といい、ボトルの抜栓やグラス代としてお店側に支払う仕組みです。

オーストラリアの外食は日本と比べ物にならないくらいに高いですが、コーケージがかかっても、ライセンス取得済みのレストランに行くより

BYO対応の飲食店を利用する方が圧倒的に手頃な値段でワインと料理を楽しめます。

オーストラリアを代表するおすすめワイン

ワインと言えばフランスやイタリアのイメージが強いですが、オーストラリアのワインはニューワールドのひとつとして一定の人気や知名度があります。

オーストラリアを訪れた際には、BYO対応のレストランで以下のようなオーストラリアワインを楽しんでみてはいかがでしょうか?

もっと詳しくオーストラリアのワインについて知りたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。

オーストラリアワインの特徴や産地、有名なワインについて

ヴァロッサ・ヴァレー ペンフォールズ

世界的にその名を知られるオーストラリアのワインブランド「ペンフォールズ」で特に有名なワインがシラーズ主体の「グランジ」です。

フランスのボルドーワインに影響を受けており、ロバート・パーカー・ポイントの100点満点を獲得、数々の賞を受賞したオーストラリアきっての1本を味わってみてください。

ヤラ・ヴァレー マウント・メアリー

年間3,500ケースほどのワインしか製造しないマウント・メアリーのワインには、希少性もさることながら、その品質の高さにも世界中に熱狂的なファンがついています。

白ワインと赤ワイン両方を生産していますが、上品なピノ・ノワールやシャルドネはぜひ味わってみたい1本です。

ヤラ・ヴァレー ドメイン・シャンドン

フランスの超一流シャンパーニュ・メーカー「モエ・エ・シャンドン社」がオーストラリアに展開するワインブランドです。

モエ・エ・シャンドンやドン・ペリニヨンに引けを取らない高品質な発泡性ワインが手頃な価格で味わえるとして大人気になっています。

まとめ

「BYO」は外食が高いオーストラリアならではの食文化であり、手頃な価格でワインと食事を楽しめるというシステムです。

現地に住んでいる人はもちろん、ポイントさえ押さえておけば観光の際にも出費を抑えながら食事や観光を楽しむことができます。

オーストラリアへ訪れる機会がある人はぜひ、BYOでオーストラリアのワインと共にレストランやパブでの時間を楽しんでみてくださいね。

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2019.12.06 更新

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